COLUMN コラム

【自宅で簡単】まつ毛ケアの方法6選!トラブルにつながるNG習慣やケアのポイントも解説

「まつ毛をケアする具体的な方法とポイントがわからない」
「まつ毛の切れ毛や抜け毛が気になる」

こんなお悩みはありませんか?

目元のメイクでガラッと印象が変わるまつ毛。

その見た目の美しさを追求するあまり、ビューラーやマスカラで日々負担をかけ続けてしまっている方も多いでしょう。

ケアを怠り続けると、まつ毛の切れ毛や抜け毛が増え、せっかくのメイクも台無しになってしまう可能性があります。

そこで、本記事では、自宅で簡単にできる6つのまつ毛ケア方法をご紹介します。

また、意外と知られていないNG習慣や、季節に応じたケアのポイントについても詳しく解説します。

正しいケア方法を実践して、健康的で美しいまつ毛を手に入れましょう。

まつげケアの重要性

まつ毛ケアが重要な理由の一つに、一度ダメージを受けると修復が困難であることが挙げられます。

髪の毛もまつ毛も、生えている部分は生きた細胞ですが、目に見える部分は死んだ細胞でできています。そのため、傷んでしまった部分は美容液などを使用しても根本的な修復はむずかしいのです。

つまり、「傷ませないこと」「健やかな状態をいかに保つか」が非常に重要になってきます。

多くの人が髪やお肌のケアは日常的に行っているのに対し、まつ毛のケアはついつい後回しにしがちになっていないでしょうか。

しかし、まつ毛は一度傷むと修復が難しく、かつ顔の印象を決める重要なパーツであることから、予防的な日々のケアが不可欠です。

まつ毛は、髪の毛より毛の周期が早く生え変わりも早いため、しっかりケアをすることで傷んでしまったまつ毛も健康な状態に戻せます。

自宅でできるまつげケアの方法6選

自宅でできるまつ毛ケアには、6つの方法があります。各方法の概要やポイントについて解説していきます。

1.アイメイクをしっかり落とす

まつ毛の根元まで丁寧にクレンジングを行うことが、健康的なまつ毛を保つ第一歩です。

そのため、軽い力でも落ちやすいクレンジング剤を使うことが重要です。特に、ポイントメイクリムーバーは、洗浄力が強いため、ウォータープルーフのマスカラでもきれいにメイクを落とせます。

また、コットンを使うのも効果的です。メイクリムーバーを少量のみコットンの上に含ませ、メイクとなじませるようにメイクを落とします。その後、数秒間、そのままコットンを当て続けることで、こすらずともメイクオフが可能です。

ただし、エクステをつけている場合は、コットンを使わない方が良いケースもあります。コットンがエクステに絡まってしまうと、余計な刺激や摩擦を与えることになってしまいます。

また、最近ではエクステをしている方も使用できるクレンジングも販売されています。特にサロン専売の商品は、エクステとの相性も良好かつ高品質な成分を使用していることが多いため非常におすすめです。

最後に、クレンジング剤が根元に残らないよう、鏡でしっかりと確認しながら丁寧に液剤を流すことが重要です。

2.優しく洗顔する

クレンジングだけでなく、洗顔も優しく行うようにしましょう。

洗顔料は十分に泡立てて使用し、泡を目の上に乗せて数秒置くことで、いつもの洗顔よりも汚れを落としやすくなります。

目元は特にデリケートな部分なので、ゴシゴシと擦る行為は厳禁です。洗い流す際も、シャワーを直接当てることはなるべく避け、手で優しくすくうように洗い流すことを心がけましょう。

目を強く閉じすぎると、まぶたに負担がかかるので、軽く閉じる程度にとどめることがポイントです。

また、どんなにきれいに洗顔をしたつもりでも、実際には目の際に汚れが残ってしまうこともあります。

そのため、きれいな状態を保ちたいという方は、定期的にサロンでアイシャンプーをしてもらうのもおすすめです。

3.まつ毛美容液を使う

まつ毛美容液もまつ毛のケアには大変効果的です。まつ毛美容液には、さまざまな種類があり、お悩みにあわせて適切な液剤や成分が異なります。

たとえば、まつ毛の痛みが気になる場合は、補修や保湿の成分が多く含まれている美容液を選ぶと良いでしょう。

また、種類もマスカラタイプや筆タイプなど、複数の種類があります。ご自身の使いやすいものを選ぶことも重要ですが、期待する効果にあわせて選ぶのも一つの方法です。

筆タイプなどまつ毛の根本に塗りやすい美容液であれば、毛根を改善する効果を期待できます。一方で、マスカラタイプのようにまつ毛に塗るタイプであれば、生えている毛自体へのアプローチが可能です。

また、まつ毛美容液を使用するタイミングも重要です。多くの場合は、クレンジング・洗顔後やお風呂上がりのきれいな状態で塗るのがベストといわれています。化粧水や乳液などのスキンケア前に塗ることで、より美容液が浸透しやすく、効果を高めやすいのです。

まつ毛美容液の詳しい効果は以下の記事で詳しく解説しています。

まつ毛美容液の3つの効果!サロン専売品と市販品の違いも解説

4.目の周りをマッサージする

まつ毛の成長には、血行促進が重要な役割を果たします。

目の周りをマッサージすることで、血流が改善され、まつ毛に必要な栄養が届きやすくなります。

マッサージを始める前に、5〜10分ほどホットタオルで目元を温めることで、より効果的なケアが可能です。ホットタオルの使用は、まつ毛の成長だけでなく、ヒーリングにも効果的なため、目が疲れているという方にもおすすめです。

マッサージは以下のような手順で行いましょう。

1.眉間から眉骨の下に沿って親指の腹を当て、目頭から目尻に向かって優しく押し流す
2.黒目の下あたりから、目尻に向かって親指で優しく押し上げるように動かす
3.こめかみに人差し指と中指を添え、軽く円を描くようにマッサージする

マッサージする際は、まぶたを引っ張ったり、強い力で押したりするのはNGです。

これらの手順を、約3分間ほど繰り返すようにしましょう。

また目元用の美顔器を持っている場合は、あわせて利用することでより効果を高めやすいでしょう。

5.十分な睡眠時間を確保する

十分な睡眠時間を確保することで、まつ毛の成長を効果的に促進できます。

質の良い睡眠のために、就寝前のスマートフォンの使用は控えめにし、部屋を暗くして快適な睡眠環境を整えることも大切です。

またまつ毛へのダメージを抑えるためにも、うつ伏せでの睡眠は避け、できるだけ仰向けで寝ることを心がけると良いでしょう。

不規則な生活リズムは、まつ毛の成長にも悪影響を及ぼすため、できるだけ規則正しい生活を意識することが大切です。

6.必要な栄養素を摂取する

まつ毛の健康的な成長には、摂取する栄養素が大きく影響を与えます。

タンパク質やビタミンB群、亜鉛などの栄養素は欠かせないため積極的に摂取します。

特に良質なタンパク質は、まつ毛の主成分であるケラチンの生成に重要な役割を果たします。

魚介類や大豆製品、卵などを積極的に摂取することで、まつ毛の成長を内側からサポートできるでしょう。

また、ビタミンB群は、まつ毛の代謝を促進し、健康的な成長を助ける働きがあります。

栄養のある食事を摂ることが難しい方は、必要に応じてサプリメントでの補給も検討しましょう。

バランスの取れた食事を心がけることで、まつ毛だけでなく、肌や髪の健康にも良い影響をもたらします。

まつ毛の成長に必要な栄養素については、以下の記事でも詳しく解説しています。

まつ毛と眉毛に効く栄養素とは?食事・サプリで健康的なまつ毛を作る

サロンでできるまつ毛ケアの方法

自宅でのケアとあわせて、サロンでのケアも行うとより効果的にケアできる場合もあります。

サロンでできる2つのケアについて紹介します。

まつ毛パーマ

まつ毛パーマは、自分のまつ毛にカールをかけることで、長く見せたりボリュームを出したりする施術です。自まつ毛を活かした自然な仕上がりが特徴です。

まつ毛パーマをすると、ビューラーによる日々の負担がなくなるため、結果としてまつ毛への負担が軽減されることになります。

また、特別なお手入れも不要なため、まつ毛への負担を最小限にできます。

ただし、施術後24時間は水に濡らさないよう注意が必要で、まつ毛美容液での保湿ケアも欠かせません。

まつ毛エクステ

まつ毛エクステ(まつエク)とは、人工のまつ毛を装着することで、目元にボリュームを出す施術です。

まつエクをすることで、ノーメイクでも目力をアップできるため、マスカラやビューラーによる負荷を減らせます。

ただし、まつエクをする際は、家でのケアも怠らないようにしましょう。

まつエクを無理にひっぱったり、こすったりすると、大きなダメージを与えることもあります。

まつ毛トラブルを起こしやすいNG習慣

まつ毛トラブルにつながるNG習慣を行ってしまうと、せっかくお手入れをしても台無しになってしまうことがあります。

そこで、健康的なまつ毛を作るために避けてほしい「NG習慣」について解説します。

まつ毛をこする

目のかゆみを感じても、むやみに目をこするのは厳禁です。

まつ毛の根元を傷めるだけでなく、まつ毛が抜ける原因にもなります。

花粉症の季節は特に注意が必要で、目薬や点眼薬の使用を心がけましょう。

クレンジングの際も、こする動作は避け、優しく押さえるように拭き取ります。

目が疲れている時は、清潔なタオルで目を冷やすなど、刺激の少ないケア方法を選びましょう。

毎日つけまつげを取り外す

毎日つけまつ毛を着脱すると、接着剤による化学的な負担と、取り外し時の物理的な負担の両方をまつ毛に与えてしまいます。

特に取り外し時に無理な力をかけると、まつ毛が一緒に抜けてしまうリスクがあります。

接着剤は専用のリムーバーを使用し、必要以上に引っ張らないようにしましょう。

また「特別な日以外はつけまつげを装着しない」など、利用する頻度を最小限に留めるのも効果的です。

ビューラーで負荷をかけすぎる

ビューラーの強い圧力は、まつ毛を折れやすくし、根元からの抜け毛の原因となります。

毎日同じ箇所を強く挟むことで、まつ毛が徐々に弱くなってしまうのです。

また、ゴムの劣化したビューラーを使い続けることで、まつ毛が不規則に曲がったり切れたりするリスクが高まります。

さらに、ホットビューラーの過度な使用は、熱によるダメージも加わるため特に注意しましょう。

ビューラーによるまつ毛への負担を減らすためには、まつ毛パーマをすることもおすすめです。

不健康な生活を送っている

不規則な生活習慣は、まつ毛の健康に大きな影響を及ぼします。

睡眠不足や偏った食事は、まつ毛の成長サイクルを乱す原因となります。

特に喫煙習慣は、血行を悪くし、まつ毛に必要な栄養が届きにくくなるため注意です。

過度な飲酒もまた、体内の水分バランスを崩し、まつ毛の乾燥を引き起こすため、注意しましょう。

まつ毛ケアをする際のポイント

まつ毛ケアの効果を高めたり、失敗を防いだりするためにはポイントがあります。

ぜひポイント実践して、効率的にまつ毛ケアを行いましょう。

季節にあわせたケアも意識する

基本的なまつ毛ケアに加えて、季節ごとの課題に対するケアも重要です。

たとえば、春は花粉対策として、目をこすらないよう特に注意が必要です。目薬の使用や、まつ毛コーティング剤での保護がおすすめです。

また、夏は強い紫外線と汗による負担から守るため、UVケア製品の使用が欠かせません。

そして、冬は乾燥対策がもっとも重要で、保湿ケアを重点的に行う必要があります。保湿成分の高いまつげ美容液を使うことで乾燥によるダメージを軽減できるでしょう。

正しい知識に基づいたケアを行う

インターネットやSNSで広まる情報の中には、効果が証明されていない方法も多く存在します。

たとえば「ワセリンを塗布するとまつ毛が伸びる」といった声もありますが、実際ワセリンにはまつ毛を伸ばす効果はありません。

それどころか、ワセリンが目に入ってしまうと、かゆみや充血が起こるリスクもあります。

まつ毛のケアは、サロンやクリニックなど専門家のアドバイスを参考にすることが重要です。

トラブルが発生した場合は、自己判断での対処は避け、早めに専門家に相談することをおすすめします。

目元は特にデリケートな部分のため、安全性が確認された製品やケア方法を選択しましょう。

まつ毛のアカデミーはアイリストになりたい方に向けたコンテンツをご提供

まつ毛のアカデミーは「まつ毛で人を幸せ」にするというコンセプトのもと、アイリストの育成を行っている学校です。

このアカデミーの最大の特長は「単なる技術指導にとどまらない点」です。施術技術の指導はもちろんのこと、お客様一人ひとりにあった施術や提案ができるようサポートいたします。

部門は、まつ毛エクステ、まつ毛パーマ、アイブロウの3部門があり、各分野のプロからマンツーマン指導を受けることも可能です。

トップレベルのアイリストによる直接指導を通じて、技術だけでなく、プロフェッショナルとしての心構えや接客スキルも学べる環境が整っています。

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まとめ

まつ毛ケアは、日々の丁寧なお手入れの積み重ねが重要です。

クレンジングや洗顔時の優しい扱い、適切な美容液の使用など、基本的なケアを怠らず継続することで、健康的で美しいまつ毛を保てるようになります。

また、季節に応じたケアの調整や、NG習慣を避けることも大切です。

自己流のケアは避け、正しい知識に基づいたケアを心がけましょう。

必要に応じてサロンケアも取り入れることで、より効果的なまつ毛ケアを実現できます。