「まつ毛美容液の使い方がわからない」
「まつ毛美容液を購入しようか迷っているが、うまく使えるか不安」
こんなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
まつ毛美容液は、使用方法を間違えると効果が半減してしまうだけでなく、目元のトラブルを引き起こすリスクもあります。
とはいえ、正しい知識を持って使用すれば、まつ毛美容液は目元の印象を大きく変化させる頼もしいアイテムです。
うまく活用できれば、憧れの目元を手に入れたり、健康的なまつ毛を作ったりすることが可能です。
本記事では、まつ毛のプロが効果的な美容液の使い方や手順、美容液の選び方について解説します。
さらに、サロン専売品と市販品の違いについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
まつ毛美容液の効果については、以下の記事もご参照ください。
→まつ毛美容液の3つの効果!サロン専売品と市販品の違いも解説
まつ毛美容液の効果的な使い方
まつ毛美容液の効果的な使い方について「使用頻度」「効果的な使用タイミング」の観点から解説していきます。
効率的にまつ毛ケアを進めるためにも、ぜひチェックしておきましょう。
効果的な使用頻度
まつ毛美容液は、基本的に1日1回の使用が推奨されています。
使用頻度が多ければ多いほど効果が高まると考える方もいますが、使用頻度を増やすと、かえって目元にトラブルを引き起こす可能性もあります。
ただし、商品によっては、朝晩2回など異なる頻度での使用も推奨しているものもあります。
大切なのは、製品の説明書に記載された使用回数を守り、継続して使用することです。
効果的な使用タイミング
まつ毛美容液は、スキンケアの最初のステップとして使用することが重要です。
化粧水や乳液の後に使用すると、これらの製品に含まれる油分により美容液が弾かれてしまい、十分な効果が得られないことがあります。
また、夜のスキンケア時の使用は特に効果的です。就寝中はまつ毛の新陳代謝が活発になるため、美容成分の浸透も高まります。
ただし、使用頻度と同様に、商品ごとに推奨タイミングは異なることがあるため、説明書をよく読むようにしてください。
まつ毛美容液の効果的な利用手順5ステップ
まつ毛美容液を効果的に使用するための手順について、5つのステップで解説します。
各ステップでのポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.目元を清潔にする
まず、まつ毛美容液を使用する前の下準備として重要なのが、目元を清潔な状態にすることです。
メイクや皮脂が残った状態では、せっかくの美容成分が十分に浸透せず、効果を最大限に引き出せません。また、まつ毛や目についた汚れが美容液に付着すると、美容液の中にも汚れが入ってしまい、不衛生な状態になってしまうリスクもあります。
特に注意が必要なのは、マスカラなどのポイントメイクの除去です。ウォータープルーフタイプのマスカラは、通常のクレンジングでは完全に落としきれない場合があります。
そのため、専用のポイントメイクリムーバーを使用して、まつ毛の根元まで丁寧にオフすることが重要です。
また、クレンジングの際は、ゴシゴシと強くこすらないよう注意しましょう。まつ毛に必要以上の負担をかけると、折れや抜けの原因となってしまいます。
洗顔後は、まつ毛に水分が残らないよう、清潔なタオルで優しく押さえるように水分をオフします。この時も、こすったり引っ張ったりする動作は避けましょう。
2.まぶたを引き上げる
美容液を効果的に塗布するためには、まつ毛の生え際までしっかりとアプローチすることが重要です。
そのために、指の腹で優しくまぶたを引き上げ、まつ毛の生え際がはっきりと見える状態を作りましょう。
この時、注意したいのが力の入れ具合です。目元の皮膚は非常にデリケートで、強い力で引っ張るとしわやたるみの原因となってしまいます。
人差し指の腹を使って、やさしく持ち上げる程度に留めましょう。
また、一重や奥二重の方は、まぶたが厚めで生え際が見えにくい場合があります。その場合は、鏡を少し下に向けて見ることで、まつ毛の生え際が見やすくなります。
3.まつ毛の根元から毛先まで美容液を塗る
まぶたを引き上げたら、いよいよまつ毛美容液を塗布していきます。
塗り方は、美容液のタイプによって異なります。
マスカラタイプのようにまつ毛全体に塗るタイプであれば、まずはスティックを寝かせるように持ち、まつ毛の根元にフィットさせましょう。その後、マスカラを塗るような要領で、根元から毛先に向かってすくい上げるように塗布します。
一方、筆タイプの多くは、根元にアプローチするだけになるため、マスカラタイプのように毛先まで塗布する必要はありません。
一度に全体を塗ろうとすると塗りムラができやすいため、目頭・中央・目尻と少しずつ位置をずらしながら丁寧に塗っていきましょう。
4.まつ毛の上側にも美容液を塗る
多くの人が見落としがちなのが、まつ毛の上側への塗布です。
下側からのアプローチだけでは、まつ毛全体に均一に美容成分を行き渡らせられないこともあります。
具体的な塗り方は、少し下を向いた状態で目を伏せ気味にし、まぶたの上からまつ毛に向かって美容液を塗布します。この時、目を完全に閉じてしまうと塗布しづらくなるため、7割程度まで目を閉じた状態を保ちます。
下からの塗布時と同様、目頭から目尻に向かって少しずつ位置をずらしながら塗っていきましょう。
まつ毛の上側からも美容液を塗ることで、360度全方向からまつ毛をケアできます。
5.下まつ毛にも美容液を塗る
下まつ毛は上まつ毛に比べて短く細いため、より繊細なアプローチが必要です。
スティックの先端部分のみを使用し、下まつ毛の生え際に沿って優しく塗布していきます。
この時、少し上を向くと下まつ毛が見やすくなり、塗布しやすくなります。
ただし、美容液によっては、下まつ毛への塗布を推奨していないものもあります。その場合は、上まつ毛につけた美容液を下まつ毛に伸ばすイメージで、まばたきをしましょう。
まつ毛美容液の選び方
まつ毛美容液の選び方は、複数あります。
今回は、代表的な選び方として「成分で選ぶ」「ブラシの種類で選ぶ」「コストパフォーマンスで選ぶ」の3つの方法を紹介します。
成分で選ぶ
まつ毛美容液には、さまざまな有効成分が含まれており、その効果も異なります。
そのため、美容液の利用目的や解決したいトラブルにマッチする成分が含まれている美容液を選ぶ必要があります。
たとえば、傷んだまつ毛の修復や強化には「ケラチン」が有効です。まつ毛の主成分であるタンパク質から構成されており、まつ毛の育成には欠かせない成分です。
また、まつ毛にしなやかさやツヤを与えたい場合は「パンテノール」「加水分解シルク」「コラーゲン」が入った美容液がいいでしょう。
さらに、まつ毛のバリア機能を向上させたい場合は「セラミド」「ヒアルロン酸」を取り入れることで、ダメージを受けにくいまつ毛を作ります。
このように、目的にあわせて、美容液を選ぶとよいでしょう。
ブラシの種類で選ぶ
まつ毛美容液には「マスカラ」「チップ」「筆」「チューブ」と、4種類のブラシのタイプがあります。
ご自身が使い慣れているタイプのスティックを選ぶことで、ストレスなく日々のケアに取り組めるでしょう。
また、ブラシのタイプによって、期待できる効果が異なるため、お悩みや理想にあわせて選択しましょう。まつ毛自体にアプローチしたいなら「マスカラタイプ」、毛根へアプローチしたいなら「筆タイプ」がおすすめです。
まつ毛の生え際や下まつ毛など細かい部分への塗布を重視したい場合は、細筆タイプもおすすめです。
コストパフォーマンスで選ぶ
まつ毛美容液は、1,000円台のプチプラ商品から10,000円以上の高品質な商品まで、価格帯はさまざまです。
プチプラ商品は、とにかく初期費用を抑えたい方や、最低限のケアをしたい方にはおすすめです。ただし、エクステと相性が悪い成分が使われていたり、高級品と比べると成分の品質が低かったりするケースもあります。
一方、サロン専売品をはじめとする高品質な商品は、初期費用こそ高額なケースもありますが、成分の品質が高いため少量の塗布でも高い効果を期待できます。
そのため、初期費用より長期的な費用対効果が高い商品を選びたい場合は、高価格帯の美容液を使用するのもよいでしょう。
サロン専売品のまつ毛美容液を効果的に使う方法
まつ毛美容液には、ドラッグストアやコスメショップで販売されている「市販品」とサロンのみで取り扱っている「専売品」が存在します。
それぞれの違いと、専売品を効果的に使う方法について解説していきます。
サロン専売品と市販品の違い
サロン専売品は、市販品と比べて美容成分の品質が高く、より本格的にケアできるのが大きな特長です。
サロン専売品は、2〜3週間、遅くても約1ヶ月ほどでの効果を実感することが多いですが、市販品では効果が出ない場合もあります。
また、価格にも違いがあります。サロン専売品の単価は市販品より高めですが、その分少量での効果が期待できます。
そのため、市販品を何本も買い足すことを考えると、サロン専売品の長期的なコストパフォーマンスは高くなることもあるでしょう。
サロンで専門家のカウンセリングを受けられることも多く、自分のまつ毛の状態に合った使用方法を詳しくアドバイスしてもらえるのも大きなメリットです。
サロン専売品を効果的に使う方法
サロン専売品は、まつ毛の印象を「最速」かつ「高いコストパフォーマンス」で変化させたい方であれば効果的に使用できるでしょう。
また、市販品では十分な効果を実感できなかった方も、より濃度の高い美容成分でケアすることで、新たな可能性が開ける可能性があります。
さらに、長期的なケアを考えている方にもおすすめです。サロンでの定期的なカウンセリングを通じて、まつ毛の状態に合わせたケアプランを立てることも可能です。
一方「時間はかかってもいいから、とにかくまずは安い商品を購入したい」という方は市販品を選ぶのがいいかもしれません。
サロン専売品は高額なものがあったり購入条件が厳しかったりするケースもあります。そのため、購入条件をしっかり確認しながら、料金が明示されている商品を選ぶことをおすすめします。
サロン専売のまつ毛美容液なら「大浴場」|サロン情報の提出だけで購入可能
大浴場では、以下のようなサロン専売まつ毛美容液を取り扱っています。
これらのまつ毛美容液は、サロン運営者の方に限り、運営情報をご提出いただくことで購入可能です。
当社では、プロの目線で開発された高品質な美容液を、適切なアドバイスと共に提供しています。
サロン運営者の方々は、お客様一人ひとりの状態に合わせた使用方法を指導できるため、より効果的なまつ毛ケアを実現できます。
商品のお取り扱いについて、詳しくは当社までお問い合わせください。
商品の詳細は以下ページから確認できます。
まとめ
まつ毛美容液を効果的に使うためには、正しい使用方法と継続が重要です。
使用手順は、以下のステップで進めることを意識しましょう。
①目元を清潔にする
②まぶたを引き上げる
③根元から毛先まで塗る
④まつ毛の上側にも塗る
⑤下まつ毛にも塗布する
商品選びの際は、目的に合った成分が配合されているものを選び、使いやすいブラシタイプやコストパフォーマンスも考慮することで、より効果的なまつ毛ケアが実現できます。
サロン専売品を検討する場合は、市販品と比べて品質は高いものの、価格も高めになることを考慮に入れましょう。
長期的なケアを考えている方や、より確実な効果を求める方は、サロンでのカウンセリングを受けながら、自分に合った商品を選ぶことをおすすめします。